ここで[未保存の版を回復]を実行します。アイコンが表示されていないのはご愛敬。なにせ、まだテクニカルプレビュー版ですから。すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
ここに表示されるファイル名をよく見ると「Book1((Unsaved-300376891651291846)).xlsb」などとなっています。つまりこれ、一度も保存しないで閉じてしまったブックたちなんです。新規ブックを開いて作業をして、ついうっかり保存しないで閉じてしまった経験はありませんか?ありますよね。私はあります(^^; Excel 2010なら、そうした失敗もリカバーしてくれます。自動保存ってのは、こうでなきゃいけません。
この自動保存ブックを開くと、次のようなメッセージが表示されます。
下書きバージョン保存せずに閉じてしまったブックでも、4日以内だったら復元できるということです。ただし、自動保存の間隔は標準で10分ですから、必ずしも最後のデータとは限りません。また「4日以内」も固定のようです。調べてみましたが、この保存日数を変更するオプションは見あたりませんでした。
このファイルは今後 4日以内に削除されます。
このファイルで作業するには、[名前を付けて保存]をクリックしてください。
この機能は、Excelのオプション[保存]タブで設定します。
[保存しないで終了する場合に前回自動回復されたファイルを残す]がオンになっていると、保存しないでブックを閉じようとすると次の確認が表示されます。
保存されるフォルダは「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Office\UnsavedFiles」です。
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